https://www.facebook.com/events/1734676373462196/
このイベントは、先進性とリーダーシップを兼ね備えたビジョナリーである花巻北高校校長の下町壽男さんが企画されました。
5月に下町さんからこのお話を伺った時に、私に求められていることは「学校の外と学校をつなぐ」役割だと思いました。
青森で英語劇で子どもの可能性を広げているサマンサさんとともに学校外と学校をつなぐ活動、学校外を意識した活動を先生たちに少しでも意識してもらい、ともすれば内向きになりがちな学校文化を変化させ、「総ががりでの学び」の実現に向けた一歩にしたいのではないか、と感じました。
その話をいただいて以来、「それでは、花巻で何をすれば良いのか?」がずっと頭の片隅にありました。なぜ呼ばれたかは分かりました。しかし、どうしたら良いのかは分かっていませんでした。2016年はZoomでのオンライン講座を多くやっていたため、Zoomを使った何かをやりたいというのはありました。
ZoomといえばZoom革命(http://zoom-japan.net/)の田原真人さんを誘わないわけにはいきません。すぐに田原さんには日程を抑えてもらいました。
そしてもう1人「学びを学校外と繋ぐ」ということでは一歩先を行っている前京都精華大学教授の筒井洋一さんを誘わないわけにはいきません。
『CT(授業協力者)と共に創る劇場型授業―新たな協働空間は学生をどう変えるのか』
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実際には筒井さんには私からよりも先に下町さんから声がかかっていました。
具体的なことは決めないまま、まずは世界に散らばっている人をなるべく集めようと思い、韓国やシンガポール、ニュージーランドのFB友達に声をかけ、日程を抑えてもらいました。日本国内の方はまずは現地にお誘いし、ダメならZoomでと考えていたので、下町さんを尊敬している方に声をかけ続けました。しかし、まだこの時点で具体的に何をするかは決めていませんでした。
7月頃だったでしょうか。田原さんが台湾でハイブリッド・ファシリテーションを行うということを知りました。直感で、花巻で行うことは、これだ!と思いました。これを行えばエポックメイキングな出来事になりそうだという直感が働きました。
8月末から下町さん、サマンサさんと1度Zoomミーティングを行い、その後下町さん、筒井さん、田原さんと4人で運営会議をFBグループで行いながら内容を決めていきました。
下町さん、筒井さんとは3人でZoomミーティングを行い、その録画を田原さんが見てフィードバックをもらいながら進めていきました。
2ヶ月前の9月下旬に告知を開始したところ多くの反響をいただき、リアルでも岩手県以外から多くの方が集まってくださることになりました。役者も揃いワークショップの内容も決まったので、次はもう1つの狙い裏ミッション「しもまっち大感謝祭」の実施について頭を巡らせました。
11月23日が勤労感謝の日だったので日頃の感謝を込めて、何かを渡したいと思い、キャリアクエストの齋藤さんと一緒にプレゼントを考えた結果、「しもまっちオリジナルTシャツ」を作り渡すことにしました。
本会がどのようなものだったかについては、下記の田原さんや下町さん、サマンサさんのブログを参照してもらえるとよくわかると思います。
- 「世界と繋がりながら語り合うハイブリッド・ワークショップ」を終えて
- ハイブリットワークショップに見る「公私を越えて繋がる」ニューリーダーの存在
- 世界とつながりながら語り合う ハイブリッド・ワークショップ
12月27日にこの会の振り返りをZoomで行ったのですが、教育をめぐる現状と理想への道のりについて考えさせられるとても良い振り返りができました。
2017年、この会を受けてどのような取り組みができるのか楽しみです。参加してくださった皆様、大変ありがとうございました。